DALL-E 3とは
自然な文章から画像を生成することができるAIモデルです。
Stable DiffusionやMidjourneyに比べて細かい要望(プロンプト)を入力せずとも「ざっくりとこんな感じの画像が欲しい」と投げるだけでそれなりのものができます。
DALL-E 3はこちらの意図をなんとなく汲み取ってそれっぽい画像を生成してくれるのが得意な印象です。
簡単にイメージ通りの画像が作りやすいので、特に初心者の方には画像生成AIのとっかかりに良いです。
DALL-E 3でざっくりできた画像に対して徐々にキーワードを追加して、よりイメージに近い画像に仕上げていくことで画像生成の良い練習になります。
DALL-E 3でAI画像生成の感覚を掴んでからStable DiffusionやMidjourneyを始めるのが個人的にオススメです。
無料で試す方法
「Image Creator」でDALL-E 3を無料で試すことができます。
Microsoft アカウントを作成するかお持ちであればログインすればすぐに利用することができます。
生成数に制限はありますが無料で試すことが可能です。
ただし生成した画像は商用利用できないことに注意しましょう。
有料で試す方法
「chatgpt」の有料プランに課金します。
chatgptの有料プランでDALL-E 3で画像を生成した場合は商用利用が可能です。
DALL-E 3で画像を生成する
生成したい画像の内容を入力すれば画像が生成されます。
例えば「踊る柴犬」と入力するだけで以下のような画像が生成されます。
さらに「花畑で踊る柴犬」と入力すると以下のような画像が生成されます。
このように要望を具体的にしていくことでより望む画像へと近づけていくことができます。
基本画像生成AIはこの繰り返しです。
DALL-E 3で作れる画像
著作権に抵触する画像、暴力的、成人向け、違法行為、ハラスメント的なコンテンツ等でなければ基本的にはどんなものでも生成できます。
ただStable DiffusionやMidjourneyに比べるとリアルよりな画像には弱いです。
よりリアルな画像が作りたい場合はStable DiffusionかMidjourneyが良いです。
あとは女性を連想させる画像を縦型(9:16)のサイズで作ろうとすると何故か横向きになってしまうことがあります。
対策としてはプロンプトのどこかに「彼」など男性を意味するワードを入れておくとちゃんと縦になってくれる確率が上がります。
上記の画像だと「女型ロボット」の他に「男性が魔法と唱えている」といった感じでプロンプトに追加します。
縦型(9:16)のサイズで女性系の画像をDALL-E 3生成しようとする場合は多少苦戦するかもしれません。
また筆者はロボットをベースにしたようなイラストを主に作っているのですが、その場合はDALL-E 3が一番作りやすかったです。
どれを選ぶかは自分の作りたいイラストが一番作りやすいものという視点で選ぶと良いでしょう。
ただ画像生成AIのとっかかりとしてはイメージ通りの画像が作りやすいDALL-E 3がオススメです。
筆者はDALL-E 3で生成した画像をTikTokに公開しています。
どんな画像が作れるのか参考にしていただければと思います!
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