Midjourneyでは「–cref」オプションを利用することで参照した画像の顔と同じ顔で、また別の画像を生成することができます。
–crefの使い方
まずは同じ顔にしたい顔の画像をdiscode上にアップロードするかアップスケールしましょう。
するとその画像のURLを取得することできますので「リンクをコピー」をクリックします。
これで元画像のリンクがコピーできました。
ここでは以下の画像から顔は同じだけで他は違う画像を生成してきます。
上記の顔で帽子を被ったバージョンを生成してみます。
プロンプトは以下のようにしました。
He is wearing a black hat, Hyper realistic hyper detailed, Unreal Engine 5, deadly, powerful, --cref https://s.mj.run/WLwqYlWutpI --cw 0 --ar 9:16 --s 750
ここで大事なのは[–cref]と[–cw]ですね。
–cref: 固定した顔の元画像のURL
–cw: 0 ~ 100の値(0は顔だけを共通とする。数字が増えるほど元の画像の要素を強くする。)
ここでは元画像の顔を共通として、それ以外は変わってもいいので「–cw」の値は0としました。
生成された画像は以下です。
4番の画像とかはかなり元画像の顔と近いと個人的には思いました。
試しに今度は元画像の要素を全体的に強くするために[–cw]に100を設定して生成してみます。
帽子を被っているというプロンプトは完全に無視され、顔・服装とも元画像にとても近い結果になりました。
元画像の「全体」を維持して別のバリエーションを作成したい場合は「100」で、元画像との顔は同じでそれ以外は維持しないくてもよい場合は「0」に近い値にするという使い分けが可能ですね。
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